共和工業所(5971)の銘柄分析 ― 人気のバリュー株の割安性は?

こんにちは、シーゲル(@siegelist1)です。

大株主リストを見ると、その銘柄をある程度知ることができる場合があります。

JASDAQに上場する共和工業所(5971)は、まさにそのような銘柄です。

というのも、大株主リストには、

  • 光通信(株)
  • BBHフィデリティロープライスドストックF
  • インタラクティブ・ブローカーズ証券

といった株主が名前を連ねています。

この名前が複数見られる銘柄は、大抵、割安なバリュー株(または、「元・割安株」)と思って間違いありません。

ということで、本日は、この共和工業所は、ネットネット株投資家として、果たして「買い」と言えるのか、考えてみました。

業種は?

六角ボルトなど建設機械用高強度ボルトの専業大手であるため、「不動産業・金融業銘柄でない」という購入基準には抵触していません。

時価総額は?

出典:SBI証券

2017年には一時、9,000円を超えていましたが、現在は3,600円前後で推移しています。

発行済株式数は136万株ですので、時価総額は49.4億円の超小型株です。

業績は?

過去10年間で一度だけ最終赤字を計上しましたが、他の年度は利益を出しています。

なお、2015年に最終赤字を計上した理由は、中国の連結子会社が所有する事業用固定資産(土地使用権・建物・機械)の減損損失分11.7億円を特別損失に計上したためです。

配当は?

安定した配当支払い実績があります。配当利回りは2.2%です。

ネットネット株指数は?

流動資産の内訳を見ると、現金が50%を占めています。

一方、負債の内訳を見ると、有利子負債は22%に達しています。

流動資産から総負債などを差し引いたNCAV(正味流動資産)は、71.7億円となります。

時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数は0.69となり、現在のところ、ネットネット株には該当していません。

ちなみに、コロナショックの最安値水準では、ネットネット株指数が0.54に低下していました。

正味流動資産の変化率は?

過去10年間のNCAVの推移を振り返ると、美しい上昇トレンドを描いています。

また、2020年7月の数値に基づく、12ヶ月間の変化率は、▼0.98%の縮小に留まっています。

負債は?

流動比率は825.2%で「流動比率が150%以上」という購入基準をクリアしています。

また、有利子負債自己資本比率は3.76%で、「有利子負債自己資本比率が20%未満」という基準もクリアしています。

役員の保有株式数は?

役員の保有株式数は18,000株で、全株式の1.3%です。

しかし、過去3年間における買い増しはありません。

まとめ:

さすがバリュー投資家の人気銘柄だけに、非常に魅力的な銘柄です。

ネットネット株指数こそ0.69となりますが、過去10年間に赤字計上年度が1回であることや、NCAV変化率が上昇トレンドであること、好財務であることなど魅力的なポイントが多くみられます。

今後、株価の大きく下げる局面では買いを入れたい銘柄です。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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