ナイガイ(8013)の銘柄分析 ― 2021年1月期中間決算はどうだった?

こんにちは、シーゲル(@siegelist1)です。

ナイガイ(8013)が2021年1月期中間決算を発表しました。

ナイガイは、靴下・ストッキングの卸売を手掛ける東証1部企業です。

このナイガイが、9月16日に、中間決算を発表しました。

この最新の財務データからすると、ナイガイは割安なネットネット株と言えるでしょうか?

時価総額は?

コロナショックで310円台まで急落した後、現在は300円台後半で推移しています。

発行済み株式数は82.1万株ですので、時価総額は30.6億円となり、かなりの小型株です。

ネットネット株指数は?

流動資産の内訳は、現金が48%を占めています。

しかし、これは新たに18億円の短期借入金と3億円の長期借入金があったためです。

そのため、負債では、有利子負債が46%に達しています。

流動資産から総負債などを差し引いた正味流動資産は、52.3億円となります。

時価総額を正味流動資産で割ったネットネット株指数は0.59となります。

したがって、現在の株価水準からすると、0.5未満という購入条件には合致しませんが、ネットネット株には一応、該当します。

正味流動資産の変化率は?

過去10年間のNCAVの推移を振り返ると、上昇傾向にあります。

ただし、直近12ヶ月の比較では、NCAV(正味流動資産)は19.8%縮小しています。

業種は?

アパレル業であるため、「不動産業・金融業銘柄でない」という購入基準には抵触していません。

負債は?

流動比率は276%で「流動比率が150%以上」という購入基準をクリアしています。

しかし、有利子負債自己資本比率は31.7%で、「有利子負債自己資本比率が20%未満」という基準に抵触するようになっています

役員の株式保有は?

役員の所有株式数は、過去3年間で増加傾向にあるとはいえ、発行済株式のわずか0.3%に留まっています。

まとめ:

多額の借り入れを行い、流動比率や有利子負債自己資本比率が悪化しています。

今年の春にナイガイは資本金の額などを変更し、その理由として配当支払いを再開するためだと説明していました。

しかし、配当を再開するような状況ではなく、本当の目的は借り入れをスムーズに行うためだったのかもしれません。

負債が多くなり、あまり好ましい財務状態ではなく、新たに購入したい銘柄ではないものの、ネットネット株指数は引き続き割安な水準であるため、保有分を直ちに売却したいとも思いません。

引き続き保有を続けながら、今後の業績を見守ってゆくつもりです。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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