こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。
新型コロナウイルス流行以降、株式投資をスタートする人が増えている、と言われています。
私もそうでしたが、初心者の頃に、株式投資について本やネットで調べようとすると、テクニカル分析の情報に接する機会が多くあります。
テクニカル分析に基づく投資スタイルには、短期間のうちに多くの利益を手にできるようなイメージを抱きがちです。
しかし実際に、華やかな成功を収めるのは、才能と運の両方を兼ね揃えたごく一部のトレーダーにすぎません。
そこで、少額な資金でトレードの才能と運の両方が備わっているかを試してみることは大事なことですが、時間と資金のロスを防ぎたい方には、ぜひネットネット株投資をお勧めしたいと思っています。
なぜネットネット株をお勧めしたいのか、この記事では、6つの理由をご紹介します。
目次
ネットネット株であるかの評価は、非常にシンプルな数式で求めることができます。
時価総額 ÷(流動資産-総負債)
この数式で0.66以下であれば、ネットネット株としての購入対象になります。
こうしたシンプルな基準は、投資家の誤った判断を減らすうえで大切なことです。
ネットネット株は、流動資産から負債を差し引いた正味流動資産の66%以下で株式が売買されています。
言い換えれば、10,000円札の入った鞄が6,666円で売っているような状態です。
その鞄に多少の傷やシミがあっても、さらに価値が下がることは考えにくいのではないでしょうか。
厚い安全域は、ダウンサイドリスクが低いことを意味しており、大きな市場変動が生じても、平常心を保って、ネットネット株の保有を継続することができます。
大型株の多くは事業の多角化を進めているため、事業分析を困難にしています。
たとえば、JR東日本に投資するには、鉄道事業だけでなく、不動産賃貸事業や、駅ナカ物販事業についても分析する必要があります。
しかし、ネットネット株の多くはシンプルな事業展開を行っています。
しかも、事業内容を理解しやすいものが大半です。
ネットネット株の多くは、一般の人が一度も聞いたことのないような知名度の低い銘柄です。
投資家にも馴染みない銘柄が多く、Yahoo掲示板などを覗いても活発なやり取りはなされていません。
しかし、不人気であるということこそ割安さの源泉であり、少しでも注目を集めると、人気化して株価を急騰させることもあります。
ネットネット株の多くは時価総額が数百億円未満の小型株です。
そのような小型株は、大型株と比較して、リターンの良いことが知られています。
また、投資のプロである機関投資家が参入しにくい規模であるため、情報を多く持つ機関投資家と市場で闘い消耗する必要がありません。
このような5つの理由から、投資を始めたばかりの方にはネットネット株投資をお勧めしています。
もちろん、ネットネット株投資よりもリターンを狙える投資法はいくらでもあるでしょう。
しかし、ツイッターやネットで人気を博するトレーダーのような才能が乏しい場合でも勝者になるためには、ネットネット株投資がベストな選択だと考えています。
今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。