丸文(7537)の銘柄分析 ― 5G、IoT関連銘柄

こんにちは、シーゲル(@siegelist1)です。

ネットネット株の丸文(7537)が動意づいて、6月26日(金曜日)ストップ高で取引を終えています。

丸文とはどのような銘柄なのか、ネットネット株投資家として「買い」と言えるのか、気になる方もおられるかもしれません。

今回の記事では、丸文が安全域の厚い銘柄として投資対象になるか、考えます。

丸文とは?

丸文は、独立系の外国製半導体商社です。

呉服問屋として1844年に創業し、1946年から機械器具の取扱を開始し、1950年代より半導体に特化しています。

売上高の大半はデバイス事業が中心を占めています。

半導体専門商社であるため、景気変動には敏感に反応するシクリカル銘柄になります。

出典:丸文ホームページ

5G通信基盤向け測定器を取り扱っているため、5G関連銘柄ではありますが、苦戦している模様です。

また、6月25日に、革新的無線給電技術のIPベンダーである米オシア社と戦略的パートナーシップ契約を締結し、空間伝送型ワイヤレス給電技術「Cota」のライセンス提供サービスを開始したと発表しました。

「Cota」は、ケーブル接続や充電パッドが不要で、無線技術を用いて同時に複数デバイスへ安全に電力供給することができる特許技術であるため、IoT技関連銘柄としても注目されています。

株主構成は?

出典:SBI証券

筆頭株主は、共同で海外事業を経営しているアローエレクトロニクスです。

買収防衛策を導入しています。

最近の株価は?

過去20年間の月足チャートを見ると、2018年初に記録した高値の半値以下まで値下がりしており、底値圏で推移しています。

ただし、6月26日はストップ高で取引を終えています。

まずは、650円の抵抗線を破れるかが勝負でしょうか。

PERは16.1倍、PBRは0.34倍、ミックス係数は5.47と割安です。

業績は?

売上高は、サムスン電子製品の販売事業を譲渡したことが響き減収を計上しています。

また、投資有価証券評価損を計上したことにより、最終赤字となりました

配当は?

配当は増額傾向にあります。

配当利回りは4.5%もあり、高配当銘柄です。

ネットネット株指数は?

流動資産の内訳は、現預金が2割弱と少なく、売掛金が42%、商品・製品が34%を占めています。

流動資産から負債を差し引いた正味流動資産は353億円に達します。

時価総額155億円を正味流動資産353億円で割ったネットネット株指数は0.43となり、超割安のネットネット株という計算になります。

まとめ

米オシア社との戦略的パートナーシップ契約を締結を受けて、にわかに注目を集めていますが、未だにネットネット株指数が0.43、配当利回り4.5%と割安です。

しかし、

  • 半導体商社でシクリカル銘柄であること
  • 2020年3月期は最終赤字を計上していること
  • 流動資産に現預金が少ないこと

など、幾らか気になる点はありますが、安全域は厚く、長期的にはネットネット株指数1.0ラインとなる1,260円を目指す動きになることを期待しています。

今回もお読みくださり、ありがとうございました。

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