こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。
コロナショックでネットネット株になった銘柄に大阪製鐵(5449)という銘柄があります。
鉄鋼銘柄は大きく値を下げていますが、大阪製鐵はどうでしょうか?
この記事では、大阪製鐵はどんな銘柄か、ネットネット株投資家として「買い」と言えるのか、まとめてみました。
目次
大阪製鐵とは、
大阪を本拠とする鉄鋼メーカー(電気炉メーカー)。
電気炉を持ち、鉄スクラップを原料に製鋼を行い鉄鋼製品を生産する、「電気炉メーカー」と呼ばれる鉄鋼メーカーの一つである。製品は建築・土木向けが主で、形鋼(山形鋼・溝形鋼・I形鋼など)や軽軌条、棒鋼(異形棒鋼・丸鋼・平鋼・角鋼など)がある。
出典:Wikipedia「大阪製鐵」
鉄鋼メーカーであるためシクリカルな動きをする銘柄です。



日本製鉄が約60%の株式を保有しており、日本製鉄の子会社です。
日本製鐵によるTOBの思惑が出やすい銘柄かもしれません。
買収防衛策は導入されていません。



2017年10月には2,700円に達しましたが、現在は1,200円前後で推移しています。
PERは14.59倍、PBRは0.33倍、ミックス係数は4.81です。
売上高は2020年3月期は減収を計上しています。



過去10年間に最終赤字を計上したことはありません。



配当実績は安定しており、配当利回りは2.02%です。



流動資産の内訳を見ると、預け金が55%を占めています。



流動資産から負債を差し引いた正味流動資産は759億円です。



時価総額522億円を正味流動資産759億円で割ったネットネット株指数は0.68となり、現時点ではネットネット株ではありません。






ネットネット株指数は0.68でネットネット株には該当していません。
しかし、過去10年間に最終赤字はなく、預け金を含む現金同等物の割合も高いため、ネットネット株水準では比較的安心して保有できそうです。
今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。