こんにちは、しーげる(@siegel)です。
ミクシィ(2121)は2020年6月16日、23日をもって東京証券取引所マザーズ市場から東京証券取引所市場第一部へ市場変更をすると発表しました。
ミクシィはバリュー株としても知られています。
この記事では、ミクシィはどんな銘柄か、ネットネット株投資家として買い対象になるか、まとめています。
目次
ミクシィは、国産SNSであるmixiを運営する企業で、2013年にサービス開始したスマートフォン向けゲーム「モンスターストライク」が大ヒットしたことで知られています。



買収防衛策は導入していません。
過去10年の月足チャートを見ると、2017年6月に7,300円でピークを迎えた後、ひたすら下げ続け、コロナショックでは1,300円台を付けています。



PERは21.67倍、PBRは0.78倍、ミックス係数は16.9となっています。
「モンスターストライク」の大ヒットにより、大きく売上高を伸ばしたものの、2017年以降、伸び悩んでいます。



純利益もこの数年は減少傾向にあります。
また、2014年に最終赤字を計上しています。



安定した配当実績を持っています。



現時点での配当利回りは、5.93%と高配当銘柄です。
流動資産の86%を現預金が占めており、財務基盤は安定しています。



流動資産から負債を差し引いた正味流動資産は1,270億円です。



時価総額1,461億円を正味流動資産1,270億円で割ったネットネット株指数は「1.14」となります。



したがって、ネットネット株ではありませんが、大型株の中では非常に割安の部類に入ります。



業績やネットネット株指数はイマイチですが、配当利回りが5.9%はかなり魅力的です。
3月の最安値ではネットネット株指数は0.8台前半にまで低下していました。
現状ではホールド基準を満たしていませんが、今後の推移を見守ってゆきたい銘柄です。
今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。