丸文(7537)の銘柄分析 ― ネットネット株指数は低いけど・・・

こんにちは、シーゲル(@siegelist1)です。

ネットネット株ランキングの上位に丸文(7537)という銘柄があります。

丸文とはどのような銘柄なのか、ネットネット株投資家として「買い」と言えるのか、気になる方もおられるかもしれません。

今回の記事では、丸文が安全域の厚い銘柄として投資対象になるか、考えます。

丸文とは?

丸文は、独立系の外国製半導体商社です。

呉服問屋として1844年に創業し、1946年から機械器具の取扱を開始し、1950年代より半導体に特化しています。

売上高の大半はデバイス事業が中心を占めています。

半導体専門商社であるため、景気変動には敏感に反応するシクリカル銘柄になります。

出典:丸文ホームページ

株主構成は?

出典:SBI証券

筆頭株主は、共同で海外事業を経営しているアローエレクトロニクスです。

買収防衛策を導入しています。

最近の株価は?

過去20年間の月足チャートを見ると、2018年初に記録した高値の半値以下まで値下がりしており、底値圏で推移しています。

PERは13.9倍、PBRは0.3倍、ミックス係数は4.18と割安です。

業績は?

売上高は、サムスン電子製品の販売事業を譲渡したことが響き減収を計上しています。

また、投資有価証券評価損を計上したことにより、最終赤字となりました

配当は?

配当は増額傾向にあります。

配当利回りは5.2%もあり、高配当銘柄です。

ネットネット株指数は?

流動資産の内訳は、現預金が2割弱と少なく、売掛金が42%、商品・製品が34%を占めています。

流動資産から負債を差し引いた正味流動資産は353億円に達します。

時価総額134億円を正味流動資産353億円で割ったネットネット株指数は0.38となり、超割安のネットネット株という計算になります。

まとめ

ネットネット株指数が0.38、配当利回り5.2%は異常値ともいえる割安であることを示します。

しかし、

  • 半導体商社でシクリカル銘柄であること
  • 2020年3月期は最終赤字を計上していること
  • 流動資産に現預金が少ないこと

などを考えると手放しでお勧めできる銘柄ではありません。

今回もお読みくださり、ありがとうございました。

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