こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。
スリーエフは、関東地方に住んでいる私にとっては馴染み深いコンビニエンスストアの1つです。
このスリーエフ(7544)がネットネット株になっています。
この記事では、スリーエフ(7544)が「買い」と言えるか、考えてみました。
目次
神奈川を地盤として、コンビニエンスストア関連事業を展開している企業で、2018年から提携先であるローソンとの共同ブランド店運営に特化している企業です。

かつては自前のブランドとして、「スリーエフ」を展開していましたが、多くが「ローソン・スリーエフ」ブランドに転換していきました。
内需株ということになります。

2019年12月には500円に迫っていましたが、コロナ・ショックにより300円を下回る水準で推移しています。
これはアベノミクス以来の最低水準です。
PBRは0.56倍です。

売上高は下降しており、2012年度の半額以下になっています。

最終赤字を計上している年度も7回もあり、食指が動きません。

配当は2016年から無配に転落しています。
しかし、来年度から復配し、予想配当利回りは3.42%です。

流動資産の内訳を見ると、95%が現預金であり、安定した資産内容です。

流動資産から負債を差し引いた正味流動資産は35億円余りに達しています。

時価総額22億円を正味流動資産35億円で割ったネットネット株指数は「0.63」となり、純然たるネットネット株ということになります。

過去10年間で7回の最終赤字を計上している、という時点で「買い」は見合わせになる、ということになります。
ただ、正味流動資産の大半が現預金であり、ローソンが何か仕掛けるのでは・・・と考えるなら、小額だけ購入しポートフォリオに含めるのも面白いかもしれません。
私は今のところ、見合わせです。
今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。