こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。
ネットネット株ランキングを見ると、ササクラ(6303)に次いで第2位に入っているのが日和産業(2055)という銘柄です。
日和産業とは、どんな銘柄なのか?気になる方もおられるかもしれません。
今回は、この日和産業が安全域の厚い銘柄として投資対象になるのか、考えてゆきたいと思います。
目次
日和産業は、
独立系中堅の配合飼料メーカー。養鶏・養豚・養牛・養魚・実験動物用飼料の製造販売、畜産物の生産販売を行っている。
Wikipedia「日和産業」
という会社です。

本社は神戸市に所在し、工場・農場の多くは兵庫県以西に立地しており、西日本地盤の企業です。
軍需・たばこ・アダルト・ギャンブル産業とは関係せず、個人的に投資対象になる銘柄です。

現在250円前後で推移しています。
過去10年間の月足チャートを見る限り、現在の株価は高値圏ではありません。
また、2011年3月を起点として、下値を切り上げており、一定の安心感が得られるチャート形状です。
2019年12月30日現在で、PERは14.91倍、PBRは0.28倍で割安であることを示しています。

原料価格が不安定であることや、他社との競争激化により、売上高は減少しましたが、直近ではやや持ち直しています。

2010年以降、最終赤字を計上した年はなく、安定しています。

安定した配当実績を持っています。
配当利回りは1.96%です。

正味流動資産は108億円余りです。
その大半が現預金・売掛金であり、流動性の高い資産が高い割合を占めています。

12月30日終値255円で算出した時価総額53億1100万円を、正味流動資産で割ったネットネット株指数は「0.49」となります。

ネットネット株ランキング2位に入るだけあり、超割安な銘柄です。
業種は地味でまったく注目されていませんが、業績・配当は比較的安定しています。
水準修正がいずれ入ることになると思いますので、焦らず気長に保有してゆきたい銘柄です。
今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。