こんにちは、シーゲル(@siegelist1)です。
ここ数ヶ月、ネットネット株や割安バリュー株の多くは株価を上げています。
そのため、新たな投資対象が見つからない、という悩みを抱えている方もおられるかもしれません。
そこで、ネットネット株指数の低い割安銘柄で、最近株価を上げていない株を探してみたところ、ニッチツ(7021)という銘柄がヒットしました。
今回は、このニッチツ(7021)は安全域の厚い銘柄として投資対象になるのか、考えてゆきたいと思います。
目次
ニッチツについて、ウィキペディアで調べると、
株式会社ニッチツは、東京都港区に本社を置く企業。東京証券取引所に上場している。
Wikipedia 「ニッチツ」
・・・。
これしか記載がありません。
コーポレートサイトによると、
- 「ニッチツ」という会社名は、「日窒(にっちつ)鉱業開発株式会社」に由来する。
- 舶用機器などの機械関連事業・資源開発事業・不動産関連事業・素材関連事業を手掛けている。
などが分かりました。
軍需・たばこ・アダルト・ギャンブル産業とは関係せず、個人的に投資対象になる銘柄です。
2019年前半には、1,900円を超えていた時期もありましたが、現在は1,500円台で推移しています。

11月25日現在で、PERは35.09倍と割高、PBRは0.29倍で割安であることを示しています。
2009年度以降、売上高は減少し続けています。

リーマンショックのあった2009年度に10億円を超える利益を計上していたことは立派ですが、その後下降トレンドをたどり、現在はなんとか黒字をキープしている状態です。

純利益と歩調を合わせて、配当も減少傾向にあります。

配当利回りは1.96%です。
正味流動資産は39億5400万円で、現預金が多くを占めるCash型です。

11月25日終値1,530円で算出した時価総額32億5800万円を、正味流動資産で割ったネットネット株指数は「0.82」となります。

純粋なネットネット株とは言えませんが、割安なバリュー銘柄とは言えます。

割安な銘柄であることに間違いありませんが、ずば抜けて割安であることを示す特徴がありません。
ネットネット株指数が0.67を下回ってくる水準(1,250円以下)では買いたいですが、現時点では見合わせることになる銘柄です。
今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。
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