こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。
本日(2019年11月11日)、岩塚製菓(2221)が中間決算を発表しました。
しーげるくん
ポートフォリオの保有割合が最も大きい銘柄だから注目してたよ。
今回の記事では、発表されたばかりの岩塚製菓の中間決算の数値を見て、安全域が奪われていないかを確認します。
岩塚製菓を保有しておられる方や、これから保有を検討している方にお読みいただきたい記事です。
目次
第2四半期累計期間の売上高は108億5400万円で、昨年比3.1%の減収となりました。

減収要因は、厳しい価格競争にあるようです。
一方、純利益は13億300万円で、35.6%の増益を計上しています。

この増益は、旺旺集団からの配当金収入が大きく寄与しているもので、本業では厳しい経営環境が続いていることが分かります。
今年度第2四半期累計期間の正味流動資産は、第1四半期と比較して、59億円余り増えて433億円に達しています。

そのため、11月11日終値3,955円で算出したネットネット株指数は、「0.546」となり、さらに割安になっています。

中間決算によると、売上高が減少しており、本業の厳しさを感じさせる内容でした。
しかし、旺旺集団からの配当金収入は依然として大きく、増益を計上しています。
そのため、ネットネット株指数は低下しており、敵対的買収の対象にならないか心配になるほどの割安さです。
経営陣が株価対策を講じてもおかしくない水準ですが、今回も、特段の発表はありませんでした。
今後の株価推移を注意深く見守っていき、安いところでは丁寧に拾っていきたい銘柄です。
今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。
いつもありがとうございます。
「【最新】岩塚製菓(2221)が中間決算を発表ー引き続き「買い」か?」
(https://net-net-value.com/2019/11/11/meigarabunseki-iwatsukaseika/)の記事について、今年度第2四半期累計期間の正味流動資産は、4336億円ではなく、433.6億円かと思います。
よろしくお願いいたします。
いつもお読みくださり、どうもありがとうございます。
また、数値の誤記載をご指摘くださり、とても助かりました!
ただいま、修正させていただきました。
今後とも、よろしくお願いします。