ネットネット株投資―銘柄選択の5つの基準

こんにちは、シーゲル(@siegelist1)です。

「日本株はバリュー株の宝庫だ」とよく言われます。

でも、数多くある割安銘柄の中で、どの銘柄を選んだら良いのか、悩んでいる方もおられるかもしれません。

私自身、そのような悩みを抱えていたこともありましたが、今では、5つの基準を設けて、投資対象を選んでいます。

この記事では、どのような5つの基準で銘柄を選んでいるかをご説明します。

バリュー株の選び方を模索しておられる方のお役に立てば幸いです。

基準① 非ESG銘柄でないこと。

非ESG銘柄とは、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)に配慮しない企業のことです。

こうした企業は、

  • 外国人の持分比率が下がって売られやすい。
  • 不祥事や訴訟のリスクが高い。
  • 株主になると、企業オーナーとしての社会的・倫理的責任を追わなければならない。

といったデメリットが生じます。

そこで、そうした欠点を回避するために、非ESG銘柄を避けるようにしています。

具体的には、

  • 軍需
  • たばこ
  • アダルト
  • ギャンブル

に深く関わる企業への投資は見合わせることにしています。

基準② ネットネット株指数が低いこと。

当ブログで用いるネットネット株指数とは、

ネットネット株指数=時価総額÷正味流動資産(現預金+受取手形+売掛金+完成工事未収入金+電子記録債権+有価証券+投資有価証券-貸倒引当金-負債合計)

一見、複雑で分かりにくいのですが、言い換えれば、

ネットネット株指数=時価総額÷(換金性の高い資産-貸倒引当金-負債合計)

ということになります。

このネットネット株指数が1を下回っていれば、企業がすぐに解散しても、株主は利益が得られる可能性が高い状態といえます。

このネットネット株指数に関する基準は、

  1. 原則として、「0.67未満」であること。
  2. 他の条件を満たしていない場合は、「0.50未満」であること。
  3. 他の条件を満たす超優良銘柄であっても、「1.0未満」であること。

を基本的な基準としています。

基準③ 過去10年以内に最終赤字を計上していないこと。

ネットネット株指数がいかに低くても、最終赤字を計上すれば、正味流動資産は目減りし、株価が一層低迷することになります。

多くの景気サイクルは10年以内で繰り返されるので、好況時だけでなく、不況時を含む10年間に黒字をキープしていれば、将来の似たような不況時にも黒字維持を期待しながら、株価水準の修正を待つことができます。

そこで、「過去10年以内に最終赤字を計上していない」という基準を設けています。

基準④ 過去10年以内に無配転落がないこと。

過去10年間以上、配当を支払い続けている企業であれば、特別な事情がない限り今後も配当を支払う、という推定が働きます。

配当支払いがあれば、株価が低迷している間でも、株式買い増しの原資を増やしていくことができます。

基準⑤ 過去6か月以内の高値圏でないこと。

過去6か月間のチャートを確認し、可能であれば底値圏であるタイミングで購入します。

少なくても、現在株価が高値圏に位置しているタイミングでの投資は見合わせます。

まとめ

基本的には、①~⑤のすべての基準を満たす場合に投資していますが、例外的に③の業績、④の配当の基準は緩和することもあります。

ただし、条件を緩和して投資する場合でも、②のネットネット株指数の基準は厳格にして、安全域を保つよう努めることが重要です。

具体的にどのような銘柄を選んでいるかをお知りになりたい方は、以下のページをご確認ください。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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