こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。
本日(2019年10月4日)16時、知多鋼業(5993)が中間決算を発表しました。
しーげるくん
今回の記事では、発表されたばかりの中間決算の数値を見て、安全域が損なわれていないか、確認します。
知多鋼業(5993)を保有する方や、保有を検討している方にお読みいただければ嬉しく思います。
目次
2020年2月期 第2四半期の売上高は、対前年同期比で△2.9%の68億3100万円でした。
自動車業界の先行きの不透明さ反映して、やはり失速しています。

経常利益もまた、△34.6%の6億1100万円に留まり、EPS(1株当たり純利益)も67円から42円と低下しています。


・・・ということで、業績はけっして順調とは言えません。
ただし、通期の業績予想は変更しておらず、会社としては挽回できると見込んでいるようです。
第2四半期の正味流動資産は、今年度第1四半期と比較して、4,000万円ほど増加していました。


正味流動資産が増加したことにより、ネットネット株指数も低下しやすくなります。

(株価740円)

(株価740円)
2019年10月4日終値740円で算出したネットネット株指数は、「0.751」から「0.748」と僅かに低下し、割安度を増しています。
中間決算を確認したところ、残念ながら、業績はあまりよくありませんでした。
知多鋼業だけの問題、というよりは、貿易戦争に起因する景気後退懸念を反映したものだと思われます。
とはいえ、知多鋼業の財務基盤は強固であり、正味流動資産は厚みを増しています。
そのため、ネットネット株指数は下押しされ、割安度合いを増すことになりました。
したがって、中間決算の内容を確認した結論としては、「買い」を継続するということになります。
知多鋼業に興味をお持ちの方の参考になれば幸いです。
今日もお読みくださり、どうもありがとうございました。