ソマール 業績が安定しないのが難点の割安株

こんにちは、シーゲル(@siegelist1)です。

今回の銘柄分析は、ソマールという企業です。

1.ソマールとは

ソマールは、『四季報』によれば、「製紙、自動車、情報関連業界向けの機能性化学材料が主体」の会社とのこと。

しーげるくん

なんだかピンと来ないな・・・

コーポレートサイトによれば、もっと分かりやすく、「2つの顔を持つ会社」と説明されています。

1つは商社としての顔。携帯電話やパソコンに使われる高機能材料や、紙を使う時に必要となる薬品、アイスクリームなどに使う天然の添加物を卸しています。

もう1つはメーカーとしての顔。自動車搭載用モーターに使用される絶縁用塗料やカメラシャッター部分の遮光用フィルム、IC基盤の仮止め用接着剤を開発製造しています。

しーげるくん

ふむふむ。

この商社とメーカーという2つの顔を持つソマールという会社は、軍需・たばこ・アダルト・ギャンブル産業とは縁遠い銘柄であり、当ブログの投資対象になります。

2.最近の株価

4月の1,900円台から8月以降の1,600円台へと300円ほど、値を大きく落としています。

ソマール 株価 チャート
2019年3月から9月にかけての日足チャート。

予想PERは5.02倍、実績PBRは0.26倍と価格にも割安感が出ています。

3.業績

売上高は2006年3月期の378億円をピークに下がり続けています。

(単位:百万円)

経常利益は2009年と、2012年から2016年にかけて損失を計上しています。

(単位:百万円)

当然、EPS(1株当たり利益)もマイナスの年が目立ちます。

(単位:円)

業績が安定せず、赤字の年もあるため、この時点で投資対象とはならない、と判断できます。

4.配当

2015・2016年に無配となっています。

(単位:円)

5.ネットネット株指数

正味流動資産は49億487万9000円で、その多くを現預金と売掛手形・売掛金,電子記録債権が占めるBalance型です。

正味流動資産は49億487万9000円です。

9月20日終値1,690円で算出した時価総額33億902万円を正味流動資産49億487万9000円で割ったネットネット株指数は、「0.67」です。

(単位:百万円)

10,000円の入ったお財布が6,700円で売りに出ている状態です。

超割安の目安となる0.66には及びませんが、割安であることには変わりません。

6.結論

判定備考
業種非ESG銘柄でない
株価半年間の安値圏。
PERは0.54倍、PBRは0.26倍
業績赤字の年あり
配当無配の年あり
指数ネットネット株指数は0.67

現在の株価水準やネットネット株指数を見る限り、投資チャンスに思えます。

しかし、赤字の年が多く、無配転落の年もあることから、安全域の厚いポートフォリオを組むうえでは不適格と判断せざるを得ません。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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