【書評】ジェレミー・シーゲル『株式投資』を読んで

こんにちは、シーゲル(@siegelist1)です。

「愛読書は何ですか?」と聞かれて困ったことはありませんか?

そんな方におすすめなのが、ジェレミー・シーゲル著『株式投資』です。

『株式投資』を一読し、次に愛読書を尋ねられたら、「ジェレミー・シーゲルの『株式投資』」と答えてみるのはいかがでしょうか。

1.ジェレミー・シーゲルとは

著者のジェレミー・シーゲルは、ペンシルバニア大学大学院の金融論の教授です。

1945年11月生まれ。(ということは,タモリと一緒なんですね~。)

株式市場に対して強気な意見を多く語っていることで知られています。

その強気な意見も、この本の中身のデータに裏打ちされています。

2.『株式投資』の概要

「長期投資で成功するための完全ガイド」という副題が付けられています。

5部構成となっており、

・第1部「株式投資の歴史的評価」

・第2部「価値,スタイル,グローバル市場」

・第3部「経済環境は株価にどのような影響を与えるか」

・第4部「短期的な株価の変動」

・第5部「株式で富を築く」

という表題が付されています。

第1部で、長期間株式に資金を投じることの優位性が説かれており、第2部と第3部では理論的裏付けが示され、第4部ではタイミングを図ることが長期的に意味を持たないことが論じられます。

結論として、第5部では、幅広く分散された国際的株式インデックスに投資することに優位性があることが強力に論じられています。

3.読んだ所感

データを分かりやすく示した図表が豊富に載せられています。

繰り返しお読みいただきたい1章と2章では、

・1801年に1ドルを投資した場合、株式・長期債・短期債・金・現金それぞれは、2006年末の残高が,75万ドル・1083ドル・301ドル・1ドル95セント・6セントになること。

・1900年から2006年にかけての主要16か国の株式と債券の実質利回りを比較した結果、すべての対象国で株式が債券の実質利回りを上回っていたこと。

・20世紀の主要な株価ピーク時(1901年・1906年・1915年・1929年・1937年・1946年・1968年・1973年)に100ドルを株式投資した場合、30年後には585ドルに達しており、株式がピークにあるときに投資を始めることを過度に恐れる必要はないこと。

・ポートフォリオ配分における株式配分として、30年を保有期間とする超保守派(最小リスク)でも71.4%、リスク選好派は139.1パーセントが推奨されること。

などが分かりやすく図表で説明されています。

この1章と2章を読んだだけで、株式インデックス投資を行いたくなること請け合います。

そして、インデックス投資を続けることが難しい時期には、このテキストを繰り返し読みましょう。

このテキストを長期投資を成功させるためのガイドとして愛読書にしていれば、暴落時に衝動的に投げ売ったりすることを防げるはずです。

まだお読みになっていない方がおられれば、まず一読なさることを強くお勧めします。

この記事をお読みくださり、どうもありがとうございました。

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