【ネットネット株】明和産業(8103)の銘柄分析

こんにちは、シーゲル(@siegelist1)です。

ネットネット株ポートフォリオを組んでいると、日頃は無風なのに、突如として株価が吹き上がることがあります。

最近では、明和産業が力強い動きをしています。

ところが、

個人的には、購入しようか散々迷ったあげく、結局ポートフォリオに入れていませんでした。(泣)

今から買うのでは遅いのか、分析していきます。

1.明和産業とは

ネットネット株としては珍しい東証1部上場銘柄。化学品、樹脂主体の中堅商社です。

本社が、「東京都千代田区丸の内3-3-1新東京ビル」にあることから、ご推察のとおり、三菱グループの商社です。

実際、筆頭株主は三菱商事となっています。

2.直近の株価動向

8月初旬まで、300円台で推移していましたが、突如、株価は吹き上げ、9月4日には684円の高値を付けています。

大幅な増配を発表したことをきっかけに株価は安値の約2倍まで値上がりしました。

明和産業 株価 チャート
2019年3月から9月にかけての株価推移。

3.ネットネット株としての投資対象になるか?

550円を超えた水準で推移する現在の明和産業株は、安全域を保ったネットネット株としての投資対象になるのか、確認していきます。

3-1.業績:○(良い)

減収の年はありますが、大きく落ち込むことはなく、安定しています。

2010年3月期から2019年3月期にかけての売上高の推移。(単位:百万円)

経常利益も黒字を維持しており、安定感があります。

2010年3月期から2019年3月期にかけての経常利益の推移。(単位:百万円)

3-2.配当実績:✕(悪い)

先月、大幅増配のIRを出した明和産業ですが、なんと2010年3月期は無配でした。

2010年3月期から2019年3月期にかけての配当実績。(単位:円)

3-3.ネットネット指数:△(もう少し)

株価は安値の倍近くになりましたが、未だにネットネット株です。

正味流動資産は238億6,800万円。

受取手形・売掛金タイプのネットネット株で、正味流動資産は238億円です。

(単位:百万円)

時価総額を正味流動資産で割ったネットネット指数は、

0.99!!

とぎりぎりネットネット株。

10,000円の入ったお財布が9,900円で売られている状態。

微妙な数字ではありますが、依然として割安であることには違いありません。

ちなみに、株価が400円であった時点では、ネットネット株指数は、0.70でした。

あの頃、買っておけばねえ~、と思っても、「覆水盆に返らず」です。

4.結論

現在は、ちょうど正味流動資産と均衡する株価になっていますので、ネットネット株ポートフォリオに含めるのは得策ではありません。

では、400円未満の水準にあった時に購入しなかったのはなぜか?

それは、「少なくても過去10年、できれば20年間、無配の年がない」というマイルールに抵触してしまうためです。

結果的には、大きな利益を得損なったことになりますが、’margine of safety’(安全域)を確保するためには必要な基準ですので、これくらい不利益、甘受します。

お読みくださり、どうもありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください