ネットネット株投資について

個別株の基本方針は、ネットネット株投資です。

ベンジャミン・グレアムは、『賢明なる投資家』の中で、

安全域の原則(margin of safety principle)に確固として基き、しっかりとした投資アプローチを取ることによって、十分な投資収益を得ることは可能である。

『賢明なる投資家』「まえがき-本書の目的」より(ベンジャミン・グレアム著)

と書き、そのための投資アプローチとしてネットネット株投資を紹介しています。

この「安全域の原則」を保つ銘柄への投資を通して、リターンを得ることを目指します。具体的には、他の書籍やブログを参考させていただきながら、以下のような条件にかなう銘柄に分散投資しています。

  1. 非ESG銘柄でないこと。
  2. 過去10年以上、最終赤字を計上していないこと。
  3. 過去20年、配当を出し続けていること。
  4. 換金性の高い資産(現金・預金・有価証券)から貸倒引当金と負債総額を差し引いた正味流動資産が時価総額を上回っていること=ネットネット株指数が1未満であること。

1.の条件の、「非ESG銘柄」とは環境(Environment)・社会(Social)・企業統治(Governance)に配慮していない企業のことです。

2.と3.の条件は、不景気のときでもある程度の利益を出せる企業であるかをチェックするものです。

4.の条件がネットネット株であるかどうかをチェックするものです。

例えば・・・

中古の本屋さんに出かけて、本棚にある100円の文庫本を手にした、とします。

中身をぱらぱら見ていると、10,000円札が挟まっています。

つまり、10,000円札を含む本が100円で購入できる、ということになります。

こんなケースは現実世界ではまずあり得ません。また、そんな状況に巡り合っても、店員に何も告げずに100円で購入すれば、窃盗罪に問われたり、道義上の非難を受ける可能性があります。

ところが、株式市場では、この中古本のような本質的価値を下回る価格で放置されている割安株が存在します。しかも、そのような割安な価格で株式を購入しても、違法ではありませんし、不道徳なことでもありません。

現在の日本株には、上の3条件にかなう株式が少なくとも40以上存在しており、これらの銘柄でポートフォリオを組むことにより、安全域の原則を確固として守りつつ、十分なリターンを得ることが可能な状況です。

ただ、この投資法には、短期では価格水準が訂正されにくい,という大きな弱点があります。

そのため時には、景気サイクルが一巡する7-10年保有することも念頭に入れながら、ポートフォリオを組む必要があります。

このブログでは、こうした割安銘柄を少しずつ紹介していきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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