先週末(2019年11月15日)、日本乾溜工業(1771)が本決算を発表しました。
10月25日に、上方修正を発表していたため、好決算が出てくることは分かっていましたが、この記事では、ネットネット株としての割安度合いにどんな変化が見られたか、確認してゆきます。
日本乾溜工業を保有する方、これから購入を検討している方にご覧いただきたい記事です。
目次
2019年度の売上高は、136億5600万円で、昨年比7.0%の増収でした。
増収要因として、主力の建設事業が好調であったことが挙げられます。
一方、純利益は6億3000万円で、昨年比30.2%の増益でした。
増益要因は、売上高増加に加えて、原価管理や工程管理が徹底できたことが挙げられます。
なお、日本乾溜工業は防災銘柄としても知られていますが、売上高は昨年比+0.5%、セグメント利益は-0.2%でした。
正味流動資産は36億2800万円で、第3四半期時点と比較して、1億3800万円減少しました。
11月15日終値518円で算出したネットネット株指数は、「0.728」となりました。
主力の建設事業が好調のため、増収増益を計上しました。
11銘柄ほど保有していますが、増収増益を計上している数少ない銘柄になっています。
ただし、正味流動資産は微減していますので、株価の推移に加えて、正味流動資産の推移を見守ってゆきたいところです。
本日もお読みくださり、どうもありがとうございました。